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ADC入門 -なぜENOBは(SNR-1.76)/6.02なのか-

はじめに前回の記事では,ADCの性能を示すための重要な指標であるSQNRとENOBについて学びました.量子化によって信号がどれだけ劣化するのかを数値で表すこの指標は,ADC性能の根幹をなす重要な要素です.今回はそのSQNRの式をもう一度振り...
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ADC入門 -SQNR・ENOB-

はじめに前回の記事では,アナログ信号の物理量を離散的に扱うための「量子化」について整理し,その中で量子化誤差のモデル化を学びました.量子化とは,連続的な振幅を有限の目盛り(ビット)に丸め込む操作でしたね.入力信号を最も近い量子化レベルに割り...
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ADC勉強会 -量子化-

はじめにアナログ信号をデジタルで扱うためには,入力された連続信号を離散化する必要があることを前回までに説明しました.時間軸方向を離散化するサンプリングについて学びましたが,離散化が必要なのは時間軸だけではありません.今回のトピックである量子...
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ADC勉強会 -エイリアシング-

はじめに前回の記事ではサンプリングの基本式と周波数領域での理解(スペクトルの複製とナイキスト条件)を整理しました.今回はその続きとして,エイリアシング(aliasing) がなぜ起こるのか,そしてそれを防ぐために不可欠な"アンチエイリアシン...
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ADC勉強会 -サンプリング-

今回からADCの基礎についてまとめていきます.ADCはその名の通り"Analog-to-Digital Converter"であり,アナログ回路だけでなく情報処理の基礎知識を理解しておく必要があります.そのため,しばらく理論的な内容が続きま...
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ADC入門シリーズ開始 ― アナログ回路設計と学びの備忘録

お久しぶりです.仕事が多忙でしばらく更新が滞っていましたが,業務が少し落ち着いてきたため,また記事の更新を再開していきたいと思います.次回からはADC(Analog-to-Digital Converter:アナログ-デジタル変換器)をテー...
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フォールテッドカスコードアンプの設計

前回までで,Folded Cascode Opampの入出力範囲についてまとめました.今回はいよいよ具体的な設計編へ入っていきます!Folded Cascode Opampの具体的な設計方法については,下記動画を参考にさせていただきました....
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フォールテッドカスコードアンプの入出力電圧範囲

前回までにTelescopic型のOpampとFoldedカスコードのOpampについて,両者の構成について比較しました.Folded Cascodeには消費電流が増える代わりに入力レンジの拡大というメリットがあることを解説しました.opa...
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フォールテッドカスコードアンプとは?

フォールテッドカスコードアンプとは?フォールテッドカスコードアンプ(Folded Cascode Opamp)は,テレスコピック型オペアンプの構成を変形し,トランジスタの縦方向のスタック数を削減した構成です.低電源電圧設計や広い入力コモンモ...
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このブログについて

ブログの目的初めまして。半導体エンジニア管理人のナナ氏(名無し)です。この度、技術関連の備忘録として本ブログを開設しました。半導体設計や電気回路に関する技術ネタを中心に、学生や若手エンジニアの方にも役立つ情報発信を目指しています。私について...